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ギリシャ文字

英語のアルファベットだけでは記号が足りなくなるので,ギリシャ文字がよく登場します。化学でよく出てくるのは電子スピンの $\alpha$ と $\beta$,化学結合の $\sigma$,$\pi$,波動関数を表す $\Psi$,$\psi$,$\Phi$,$\phi$,$\varphi$,配位状態を表す $\eta$ や $\kappa$ などですが,学習が進むと,英語と形が共通していないものは,ほぼすべて出てきます。いくつかの小文字には異体字が存在して,例えば $\phi$ と $\varphi$ はどちらも小文字のファイなのですが,これらを別の記号として区別して使うこともあり,知らないと混乱の元なので要注意です。プサイとファイは形が似ていて異体字もあるので,慣れないと混乱しやすいです。バンザイしている方がプサイと覚えましょう。まれに $\varsigma$ や $\varpi$ を見ることもあります。$\varpi$ は,知らないとオメガと読んでしまいそうになります。

ギリシャ文字

最終更新日 2023/02/26